本日は、皆さまの持ち株も好調なものが多かったと思いますが、痛快な相場だった様に思います。というのも、本日日経平均の下落を一手に引き受けた、アドバンテスト、フジクラ、ソフトバンク、東京エレクトンと言った値嵩株は、個人投資家はあまり保有していないと思われるからです。一方で、機関投資家は必ず保有していると言って良く、これは機関投資家が指数にパフォーマンスを近づける為に、良くも悪くも保有せざるを得ないことによります。という事で、本日は間違いなく個人投資家が機関投資家に圧勝したという意味で、痛快な相場と形容したものです。
Nvidiaもそうですが、指数連動性の高い銘柄というのは、資金が集まり易い一方で、上がるから買うという論理で買われている要素が多分にあります。今回、NvidiaはDeepSeekという競合の登場により大きく売られましたが、遅かれ早かれこういう状況は予想出来たことであり、偶々それが今回であったに過ぎないと思います。そして、Nvidiaも日本の値嵩株もそうですが、時価総額が膨大であり、機関投資家が大量に保有している為、資金が逆流するとこのように逆に、ディフェンシブ銘柄が大きく買われるということが起こりうるのです。
いつまでこの流れが続くかは分かりませんが、個人投資家にとっては絶好の流れであり、しばらく継続してくれると良いですね。
[相場環境]
・NYダウ:44,713.58 +289.33 (+0.65%)
・ナスダック:19,341.83 -612.46 (-3.07%)
・ドル-円:155円台前半
[日本市場]
×日経平均:39,016.87円 -548.93円 (-1.39%)
△TOPIX:2,756.90円 -1.17円 (-0.04%)
○グロース250:+0.96%
○5%以上↑銘柄数:77、5%以上↓銘柄数:37
・STOP高銘柄数(一時含む):10 (STOP安1)
・年初来高値更新銘柄数:82、安値更新銘柄数:11
○東証プ↑数:1,093、↓数:511 (騰落レシオ10日 151.11)
[個別銘柄]
・アドバンテスト:8,162円 -1,023円 (-11.14%)
・フジクラ:5,921円 -601円 (-9.21%)
・ソフトバンクG:9,176円 -505円 (-5.22%)
・三菱UFJ:1,969.5円 +48.5円(+2.52%)→高値更新
・NTT都市開発REIT:133,500円 +10,200円(+8.27%)
・GENDA:2,891円 +196円 (+7.27%)
[主な持ち株の値動き]
・AnyMind Group:1,170円 +49円 (+4.37%)
→ 昨日と本日の寄付き近辺はやはり絶好の買い場だった様です。買われた方、おめでとうございます。昨日の大陰線を打ち消す大陽線で顔を出しましたので、まあ上に行くでしょうね。決算発表日まで、あと12営業日です。
・住友不動産:5,395円 +263円 (+5.12%)
・GMO IG:2,768.5円 +91円 (+3.40%)
・東京建物:2,457.5円 +89.5円 (+3.78%)
[ビットコイン]
・1,600万円前後